魅せるデッドスペース!収納、トイレ以外の階段下の活用方法

住まいの提案

階段下のスペースを活用する方法としてよく『トイレ』や『収納』に利用するケース多いです。
しかし、お住まいになる方の家族構成だったり、ご趣味だったり、生活パターンによってオリジナルの活用方法があると良いですよね。

今回は過去に提案した例をいくつか記事にしたいとおもいます。

Case.1~デスクスペース

デスクスペースのご要望は比較的多く、階段下に滑り込ませるパターンはよくあるのですが、わりと似たり寄ったりのデザインになりがちです。
そこで、床を一段下げてあげるのはいかがでしょうか。高さが確保しやすく、リズムもうまれます。


次にこちらの案をご紹介したいと思います。
TVコーナーも巻き込んで一部の天井を少し下げ、一体的にダイナミックなデザインとなりました。

階段下の天井が斜めになるので、その形を活かしてみました。

Case.2~ヌック

ベンチ替わりだったり、少し寝っ転がれたりするヌック
階段下の天井の低さがかえって落ち着いたりするんですよね。

ヌックとして活用する方法だと、様々なデザインパターンがうまれそうです。

上のパースはリビング側を格子にして完全には見えないようにしました。
構造的に柱や筋交いが見えてきても気にならないと思いますよ。

Case.3 ~本棚コーナー

収納のくくりにはなりますが、踊り場がフラットなストリップ階段と組み合わせることで、魅せる空間となりました。

踊り場に段数を設けていないので、階段の必用スペースが回り階段より長くなってしまいます。
それを逆手に取りプレイコーナーとして提案させていただきました。

踊り場がフラットな階段ってすっきりしていてキレイですよね。

書斎スペースなどに活用する場合は、床を1~2段下げてあげるとさらにカウンターが設置できそうです。

プランを描いているとどうしても効率的で省スペースで納まる回り階段にしがちなのですが、リビングと一体的に計画すれば広々とした階段スペースが生まれますね。

Case.4~ストリップ階段でリビングの一部に溶け込ませる

リビングイン階段で吹抜けがあるケースだと、階段がリビングと一体になり広がりを表現できます。

2階との兼ね合いにもよりますが、吹抜けが取れない時に階段を南側に配置した大型の窓を横断する計画もありだと思います。階段のところは光が入りやすいので奥の手です。

玄関の吹抜けと階段の吹抜けがつながり、縦のひろがりが生まれます。
光が降り注ぎますね

土間のあるリビング | うまもつこの快適生活 (umamochu.com)

↓こちらはTV台の上を鉄骨階段が走っている案になります。


こちらはTV台の上を鉄骨階段が走っている案になります。

木階段よりも軽い印象になりますね。

まとめ

デットスペースと言われてきた階段ですが、最近は様々な活用案が見受けられます。

お客様の趣味や生活スタイルによってはまた別の案が浮かぶかもしれません。
ご要望の数だけ引き出しが増えていくものだと思います。

また何か追加の案があれば随時アップしていきます!

また、階段の別の活用方法としてスキップフロアがあります。
別途記事を上げてますのでこちらもチェックしてみてください!

家族とつながるスキップフロア | うまもつこの快適生活 (umamochu.com)

それではまた!

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