家族が増えてくるとそれぞれの荷物をこまめに片づけておかないと部屋がすぐに散らかります。
かといって、収納量を確保すればよいというわけでもないですよね。
筆者は片付けが苦手です。筆者の夫も、子供たちも上手ではありません。
みんな割と雑です(笑)息子は重症です。娘が唯一きちんとさんですが・・・まだ未就学児です。
やっかいなのは筆者は雑なくせに神経質でした。
乱雑な空間で仕事ができない性格・・・でもきれいにできない(笑)
忙しい中で部屋が乱雑にならないために、また、子供たちが自分で自分のことができるように・・・無理なくズボラな生活を見えにくくするする必要がありました。
今回は、提案例や我が家の現状収納例(お恥ずかしいところもありますがありのままに)とほかの提案例も交えて記事にします。
子供たちに自分で自分のことをやってもらうために
朝の身支度を自分でスムーズにできるように、また、帰宅後すぐにカバンをかたづけしてもらえるようにリビングの一番いい場所に2人分のロッカースペースを用意しました。
特に、保育園へ通っている娘は自分が着る服以外にお着換えも入れていかなければならないのでわざわざ2階になんて行ってられないです。
また、息子はスーパーズボラ男子なので、一番良い位置を与えました。
それでも出しっぱなし、やりっぱなしは多々あるのですが・・・(笑)
私自身も在宅勤務やパソコン作業をキッチンのすぐ横に配置し両立できるようにしています。
その両脇の収納が子供たちのロッカーです。
ルンバさんの置き場所は移設したい。
シールも自分で貼ってもらったので・・・曲がっているのはゆるしてください。
お洋服は平日着用のメジャー選手をこちらに入れます。
お洗濯が終わったら、自分たちで片付けしてもらっています。
子供たちのスペースは手が届く範囲までとし、上段部分は細かな日用品や道具類を配置してます。
薬類や体温計がすぐ出せるようにもなっていて、毎日の検温もセットです。
それから、保育園や習い事、小学校などの書類を配置しております。
通路に収納
二人目の産休中に設計したのもあり・・・2人の入浴作業を楽にしたくてリビングは洗面室と隣接させました。(今だと違う案が浮かぶんですが・・・・)
その道中には両サイドが収納になっております。
写真左側は和室小あがり、右側はキッチンです。
小あがり2面には全部で5つの引き出しがあるのですが、
その洗面所側の2つが家族の下着とパジャマが入ってます。
理想は脱衣所内に専用のリネンスペースを確保できることだと思いますが・・・
我が家はほかのもので埋まってしまっています。
ちなみに、右側のキッチン収納(ペニュンシュラ型キッチン)は3か所の収納がありまして
一つは筆者の仕事道具
一つは息子の小学校教科書、道具、習い事の資料などが入ってます。
一つは娘が大好きな絵本がびっしり入ってます。
ちなみに、リビングに隣接する側の小上がり収納にはおもちゃが入ってます。
3つあるうちの一つはブロック専用(笑)
息子のスペース・・・・学校スペースになんで何も入ってないの?
おそらくランドセル入れっぱなし、学校におきっぱなしなのでしょう(-_-;)
息子の収納やカバンは開くたびに何かしらツッコミがありますよ
よく、扇子状になったプリントが出てきます💦
小あがりに習い事収納スペースをテプラをはって作ってあげましたが、ひっくり返ってシールが見えなかったり、プリントがぐちゃぐちゃに入ってたり・・・この入れ物の中は今回は見ないことにしましたが、定期的に覗かないと大変なことになってます。これが彼の限界です(笑)
娘の絵本スペース・・・・いつの間にかシール貼られてました
帰宅動線を考えてみる
我が家は玄関のスペースがあまりとれませんでしたが、それでも収納が欲しくて結構無理くり収納を作ってしまったところもあります。
しかし、もしスペースが許すならばこうしたいというのはあります。
メインの玄関ホールと、バックヤードの動線を分ける事です。
こちら、以前にリフォーム計画で提案した時のアクソメパース
子供たちが遊んで帰ってきたら
その遊び道具を片付けて、靴を抜いて、上着をかけて手を洗って部屋に入ってもらう。
私が買い物に行った際には
靴を脱いで、パントリーに買い物したものをすぐにおいて、上着を脱いで手を洗う。
きっと毎日のことだと片付けも雑だと思うんです。
でもそれをメインの玄関で見せることはないってよいですよね
まとめと意気込み
最初から家事育児を両立させる生活をイメージできていたら、もっと違う設計ができていたのと今なら思います。
しかし、経験しないとわからないものですよね。
行動パターンが整理できていたら、大変なことも簡単になるかもしれないと思っております。
子育てママ建築士としては9年目を迎えます。
ママになってみてわかることがたくさんありましたし
成長の過程で必要なもの、悩みが常に変化してきましたので、これからも変化するでしょう。
今はこんな間取が良いな、こんな提案で家事を楽にしてあげたいなと思うことが多いです。
自分はそういった家事育児の悩みをプランの力で解決できる設計士を目指していきたいです。
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