家族とつながるスキップフロア

住まいの提案

道路の高低差が大きい土地などは計画するのが大変ですよね。
そんなとき、敷地の形状を活かしたスキップフロアをご計画してみてはいかがでしょうか。
空間を分けながらも家族の存在が近く感じることができますよ。

今回は架空の土地にて一つ案を作成しましたのでそちらをご紹介したいと思います。

間取例

1階平面図がこちら
図面下側の道路が高低差がある土地でのご計画。

低いほうからのアプローチとなります。
そこから階段を8段あがり、中間階へ。
高低差1400までは同一階として認められます。

高低差のある敷地の場合、玄関までのアプローチに階段を設けるケースが多いと思うのですが
駐車スペースから玄関までが近くなるメリットがありますね。

また、1階から2階にいくのって少し面倒なことあると思いますが、
スキップフロアだとその面倒さが軽減される気がします。

続いて2階平面図

1階のダイニングキッチンから2階まで階段8段上るだけです。

家族の存在を近く感じさせる見せ方

それではイメージパースを見てみましょう。
まず、玄関からリビングに入ったときの見え方です。

入った瞬間に中間階キッチンが見えます。
1階でTVを見ている人と、2階で家事をしている人が空間を共有できますよね。

つづいて、中間階から1階と2階を見たときのパース

キッチンからは1階の様子も2階の様子も全体を感じることができますよね

更に2階から見下ろしたイメージがこちら

中間階の洋室のほうまで見渡すことができます。

鳥観図

まとめ

このように、スキップフロアは通常の計画よりも視線を通しやすく、
部屋と部屋のつながり、しいては家族と家族とのつながりを生み出すことができます。

また、土地の高低差からくるアクセスの不便さを改善することができます。

デメリットとしては、

・バリアフリーではない
・建築コスト(特に基礎部分)が割高になる


などがあげられますが、高低差のある土地では外構の擁壁工事が高額になるので
このようなスキップフロアにすることで、
擁壁の範囲を減らせるというメリットがついてきます。

色々な角度から検討してみて、メリットのある方はぜひご検討してみてください。

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