子供を産んでから、子供も自分も実に様々な病気にかかってまいりました。
小さな子供たちが集団で生活する保育園という環境では、病気のうつしあいとなり、対策をしていてもなかなか避けることは難しいです。
子育て初心者だった初期のころは、想定していない状況にバタバタしてしまったり、パニックしてしまったこともあありました。
この病気はこんな感じ・・・と腹積もりができるようになった今でこそ、ある程度落ち着いて対処できてきておりますが、それでも子供が体調を崩すたびに病院に駆け込み、仕事の調整をして、自宅で看病し兄弟に移さないよう配慮する。それなりの負担がありますよね。
この記事では筆者と筆者の子供たちのこれまでの既往歴、体験談を掲載し、これから子育てをされる方、その周りの方、同じく子育て中の方の参考と励みにしていただけたら幸いです!(^^)!
黄疸 ~生後5日目
■概要■
血液中のビリルビン(黄色の色素)が過剰になり、皮膚や粘膜に沈着した状態で、皮膚や目の白い部分が黄色くなる症状です。
後からわかったことですが、意外と経験者の多い黄疸治療。
新米ママの筆者は大きな衝撃を受け涙が溢れました。
生後5日目から光線治療に入りましたが、目隠しをして、おむつのみ身に着けた姿で保育器の中で光線治療を受ける姿を見るとまた涙が出てきてしまうんですね・・・。
その後3日間保育器に入っていたため、筆者と息子は同時に退院することができませんでしたが、その間も定期的に母乳を搾乳して届けます。
当時うまく母乳が出せず、また自分を責めて落ち込みました。産後は情緒不安定です・・・・泣いてばかりでした。
産後すぐは白目も肌も黄色みがかっていた息子ですが、治療を終えると徐々に色白な素肌になっていきその透明感たるやハーフ顔負けの美白っぷりでした(親ばか(笑))
肌の色だけではなく、母乳にミルクを足してあげたら体重もどんどん増えて急成長(笑)
そのおかげもあり、母乳を吸う力も発揮してくれ母乳も順調になっていきました。
突発性発疹→熱性けいれん ~月齢11カ月
■概要■
ヒトヘルペスウィルスに感染することにより、突然高熱が現れる病気のことです。
発熱は3日ほどで自然に治まり、その後全身に小さな赤い発疹が現れるのが特徴です。
突発性発疹の99%は2歳前の乳幼児が発症。
突発性発疹になったのは長男が11カ月の頃です。
初めての高熱ともあり、数日の発熱して暫くたった頃、突然痙攣をおこしたため大パニック( ;∀;)
ちょっと白目向いていたと記憶している・・・・本当に怖かった(涙)
パニックしながら救急車を呼ばねばとジタバタしましたが、
幸い痙攣はすぐにおさまり・・・その後、全身に発疹が出ました。
息子は機嫌が悪くなることはなかったのですが、別名『不機嫌病』ということで、不機嫌になるケースもあるそうです。
筆者も数名のお友達から不機嫌で大変だったと聞きました。
また、痙攣をおこさなかった子もいたようなので、症状は様々かもしれません。
RSウィルス ~月齢6カ月
■概要■
さだまさしさんのCMでおなじみのRSウィルス。
ほとんどの方が乳幼児にかかっている呼吸器疾患で、月齢6カ月以内の乳児や高齢者、基礎疾患の方がかかると重症化のリスクがあるという事です。
わが家の場合、第二子の長女がちょうど6カ月の時にかかりました。
強烈な鼻づまりにより、夜中寝ているときに息ができなくて、まるで溺れているように苦しんでおりました。手元に手動タイプの鼻すい器があったので、一生懸命鼻水を吸い多少は改善しましたが十分ではありません。その晩は、何度も目が覚める娘につきっきりで看病しておりました。
症状がでたのが土曜日の夜だったため、休日診療にてRSウィルスの診断を受けたのですが・・・ちょうど6カ月という事で、入院するかどうか経過観察と翌日の再受診を求められました。
RSウィルスのことをよく知らない筆者は『え!入院!?』と結構焦った記憶があります。
幸い娘はすでにハイハイができるほど育っていたおかげもあり、重症化までには至らず、入院も回避できました。
ただ、本当に苦しそうだったので、長男の時には買い渋っていた電動鼻すい器をネットで速攻購入。
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それまでは手動タイプのものを使っていたのですが、鼻を吸う能力の高さに感動し、『もっと早く買っておけばよかった!!』と思いました。
(長男のほうは既に自力で鼻をかむことができるようになっていたので・・・恩恵を受けられず)
溶連菌 1歳5か月~毎年複数回繰り返し
■概要■
溶血性連鎖球菌を原因とする感染症で、一般的に鼻や喉の粘膜、扁桃腺に感染し、咽頭炎、肺炎の他、創傷、皮膚、心臓弁、血流の感染症など多くの症状を引き起こします。
急性腎炎を発症することがあるため、2~4週間後に尿検査を実施します。
抗生剤投与の後24時間経過し、症状が改善していれば登校登園可能
こちらの病気、初めてなったのは息子が1歳5か月の時ですが、現在に至るまでにも何度もかかっている常連さん。
症状は発熱、のどの痛みです。
あまりにも頻発するので、のどが痛いとなったらまず溶連菌を疑うまでになりました。
ちなみに、友人のお子様は嘔吐の症状が出たらしいです。
診断されるとすぐに抗生剤が処方されます。
数週間後(主治医には3週間後と言われる)に尿検査を行い腎炎にかかっていないか確認します。
そしてなんと、尿検査陰性判定の数日後に再発したことがあります(-_-;)
一か月待たずして2回の感染・・・・息子は本当にかかりやすい。
一方で娘は一度もかかったことがありません。
一緒に生活していてもうつらないので、かかりやすい、にくいというのがある病気だと思ってます。
ちなみに、筆者は最初の感染(1歳5か月のとき)の際にうつってしまいました。
当時、まだ母乳をあげていたのですが・・抗生剤治療が必要となり母乳を停止。
初日こそ泣かれましたが、そのあとすんなり断乳に成功
筆者は息子が1歳の時に仕事復帰してますが・・・夜中母乳を与えていた当時は慢性的な寝不足が続いておりました・・・
しかし、断乳できた瞬間によく寝てくれるようになったのです。
夜中に泣かれた際、母乳を与えれば泣き止んでいたのでついつい上げてしまっていましたが、とっくに卒業のタイミングだったのかもしれません。
断乳の良いきっかけとなった溶連菌感染症でした。
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ヒトメタニューモ(hMPV) ~娘2歳→兄5歳にも感染
■概要■
RSウィルスによく似た遺伝子構造で2003年に発見されたウィルスです。
咳、鼻水、発熱など風邪の症状になりますが、2歳以下の小さな子供は重症化しやすい。
こちらはRSウィルスの既往歴のあった娘が1歳半の時に発症しました。
RSウィルスの時同様、大量の鼻水に苦しんでおりました。
39度以上の高熱が5日間続き、6日目でやっと37度代に落ちつつきホッとしたのも束の間・・・・兄も発熱してしまい合計で2週間近く在宅勤務をせざる負えない状況でした。
小さい子ほど重症化しやすいとあるように、兄のほうの症状は妹に比べると軽かった(自分で鼻がかめるというのもあります)と記憶しております。
やはり、寝ているときは溺れるほどの鼻水の量で苦しんでおりました。
ながいこと在宅勤務をする状況にはなりましたが、娘はおとなしいくTVをみたり、一人遊びをしたり、勝手に寝てたり・・・仕事自体はちゃんと捗りました。
次回予告
こうやって振り返ってみると、それぞれに色々な出来事があり、書くことが多く長くなってきてしまったので記事を分けていきたいと思います。
後編では・ノロウィルス・手足口病・アデノウィルス・コロナウィルス・インフルエンザなどの体験談を掲載予定しております。
それではまた!
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