中学受検禄~今(小4)の課題を考える

中学受験

先日、息子が通っている塾の県立中高一貫受検説明会(小5以下対象)に行ってきました
そこで得た情報と今の段階で感想などを記録したいと思います。

※中高一貫の受験は適性検査のため【受検】と表現します※

小4の課題


まずは4年生のクラスで取り組んでいる事について説明を受けました。

①基礎学習力 単位入力
プラス思考サイクル~ポジティブ思考ガイダンス
③学習習慣トレーニング

なるほどって思ったのがプラス思考、ポジティブ思考を育てるという部分。
内容について息子に聞いてみたところ、偉人さんたちの成功例などを中心にやっている様子。
指導の中にそういった考え方を取り組んでいたという事を、説明会で初めて知りました。
下の記事でも書きましたが、息子のやる気スイッチもこのポジティブ思考ガイダンスに助けられたのかもしれません。

子育て日記⑧~やる気スイッチが入った息子 | うまもつこ@主婦建築士の快適生活

4年生のうちはそんなに受験モードで学習することはしないそうです。
学校の授業でやる範囲を確実にすることと、学習の習慣作りが中心。

ただ、中高一貫受検のコースを受けている子たちは通常クラスとは別に受講している授業があり
パズル的な要素だったりゲーム感覚で解くような問題が中心となっております。
そういった楽しく溶ける脳みそのトレーニングをしている様子です。

受検で必要とされる思考力楽しみながら取り組むカリキュラムになっていると思います。

小5の課題

一方、小学校5年生になるとハードになってきます。

①単元入力・・・適性検査頻出の単元を確実に
②発信力、作業力・・・全体発問から個人発問
③時間感覚の向上・・・実践で追い詰められても最後まで粘る練習
思考と作業忍耐力向上頭の筋トレ


いよいよ本番の適性検査を意識した問題を解くようになるそうです。
適性検査の問題は様々な力(知識、読解力、思考力、分析力など・・・)が試される問題が多く、筆者も問題にチャレンジしてみましたが、答えに行きつくまでの道のりが長くしんどいです。
子供たちは大きな壁にぶち当たる事になるでしょう。

結果の悪いテストなどを目の当たりにし、
できない問題と向き合う作業が必要となってきます。
4年生の時に得たポジティブ思考と5年生では忍耐力・・

そして来たる6年生(受験生)に向かってメンタルを整えていかねばならず、そこには少なからず周りの大人たちの支えが必要になってくるのでしょう。

中学合格がゴールではない

息子は現在小学校4年生です。

塾では
・国語・算数・英語
・特色(社会と理科)・オプション(中高一貫対策授業)

を受講しております。

因みに中高一貫の適性検査には英語はないそうです。
それでも当塾では英語の授業が用意されています。

中学受験がゴールではないからです。

義務教育から大学受験までの12年間、様々な教育ルートがありますよね。
小学校から受験をする子、中学受験をする子、高校で初めて受験を経験する子様々です。
どのルートを選んだとしても、大学受験を目指しているのであれば英語教育は切っても切れない存在であります。

実際、筆者もセンター試験の英語の点数が悪く、行きたい大学を選べませんでした。

筆者の時代は中学校一年生で初めて英語を習いましたが、
今は小学校から英語の授業がありますよね。

大学受験までの長いスパンで見たときに
今の段階から英語を学ぶことが重要だと考えられているんですね。

そのため塾からは、英検にもできるだけチャレンジするように勧められました。

最近の英検事情に冷や汗

現在の中学3年生を例として英検事情についてもお話しされてました。
現在塾に通っている子たちで

英語を得意としている上位の子たち→準2級取得済み
ボチボチの子たち→3級取得済み
※7月時点※

・・・とこの時点で筆者が中学生の時より早いなと感じたのですが
ここ最近の中学校の期末テストで、周辺中学校(数校)英語のレベルが格段と上がっているという話をおっしゃってました。

準2級取得済みの子たちは文章はなんとか読めたけれど、
3級取得済みの子たちは難しすぎて文章が読めず、90点以上を目指していたのに70点に届かないような状況だったと。

3級って中学校3年生レベルと記憶してましたのですが・・・そこに合格していても解けない?
そんな時代になっているそうです。

今後塾のほうでは上位の子たちは

小4で英検5級
小5で英検4級

小6は適性検査対策で英語の勉強お休み)
中1で3級
中2で準2級


というペースで進めていくと言っておりました。

上位の子たちは・・・という枕詞がありましたが、それを目指していくってことで
ちょっと冷や汗ものでした。

うちの子がどこまで食らいついていけるかわかりませんが、上位とならなくてもその後ろを追いかけていかなければならないのでしょうか。

今やるべきことを考える

色々話を伺ったうえで いまやるべき事が何か考えます。

ポジティブ思考を育てる
・継続的な学習習慣
・自由時間や休みの日は有意義に過ごせるようにする(リフレッシュ)
・成果が見えたらとことん褒める(モチベーションサポート)
英検は試しに受けてみる


特に、ポジティブ思考が本当に大事な気がしてます。
勉強だけでなく、日常生活、お友達との人間関係においてもポジティブ思考になってくれたら色んなことが解決するし、乗り越えられるのではと思っております。
仮に受検に失敗しても得るものがあるのではないでしょうか。


それと英検ですが・・・
1年生~3年生までECCに通っていたので、英語に触れてこなかったわけではありません。
また、共働きの我が家では今年の夏休みは居場所対策として、塾のない日はキッズデュオのサマースクールに通わせることになってます。
そこにいる半日間は語のみで生活することになっております。

英検を受けれるレベルなのかどうかわかりませんが・・・力試しさせてみるかぁといった感じです。

サマースクール | Kids Duo(キッズデュオ)英語で預かる学童保育・プリスクール

塾の夏期講習も13時前には終わってしまうのですが、自習室でお弁当を食べて良いとの事ですので、
宿題をやったり、塾にある漫画(学習系の漫画中心ですが)を読んで、おなかを満たしてから帰宅(バスで)してもらおうかなぁなんて考えております。

宿題をやらせたくても、自宅で一人でいるときは捗らないみたいですし、一人でお弁当も味気ないだろうし・・・塾でやればわからない問題を聞けますからね。

この作戦がうまくいくかどうかは分かりませんが(笑)
そんな風に誘導しようと思ってます。

まとめ

ということで、簡単にまとめると

4年生ではポジティブ思考
5年生では忍耐力

そういった考え方を意識して子供に接していこうと思った説明会でした。

来たる5年生の課題として忍耐力がありますが、その前に
子供自身の『この学校に行きたい』という気持ちを育てる事が大事だともいます。

そのため、今年の志望校学園祭への参加は必須かなとも思っております。
もしかしたら、そこまで行きたい気持ちにならない可能性もあります。

その場合は無理して受検をさせるつもりはありません。

子供の気持ちに寄り添って、選択していこうと思います。

それではまた

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